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アフリカ東部の大地溝帯は霊長類及びピテクスからホモ属まで
広く生み育てた「揺籃の地」といわれています
アフリカといえば「乾燥」「砂色」「砂漠」をイメージしがちですが
太古の大昔は緑豊かな温暖で快適な場所だったのです
ところで
もともとアフリカ大陸はもっと広大な大陸でした
紅海なんて無く
つまり、アフリカ大陸の一部としてガッツリ一体にあった
あるとき
アフリカ東部の大地のその深部から
マントルプルームで「マグマ」がゴゴゴって昇ってきて
ぷくぅ~っと膨れ上がって
フ゜スッっと針で刺して潰れちゃうような感覚で
下に落ち込んだ
凹ませた
噴火のような大爆発ではなくて
ぷっくぅ~~っと膨れ上がって
フ゜スっと針でさして潰れちゃった感覚
そしてマグマの重さでストンっと落ち込んで
大きなヘコみが出来た
ヘコみ = 亀裂
凹みがあるということは
周囲は凸
つまりは「山々」に囲まれた状態で
大地「溝帯」
そう、大きな溝
この亀裂の中に緑が入り込んで
大自然が育ち
草木や実、花々で溢れて
われわれの祖先である霊長類が生まれ、進化していった
ナマケモノ、はたまた「コアラ」ですら
手(腕)の利用は「木々」が生い茂っている場所でこそ求められ、進化できた
で
この長い長い亀裂は
「Y字型」に広がっていき
「Y字」の右方向に伸びた亀裂が東部海岸にまで達して
その亀裂の隙間から海水が入り込んで
長い年月をかけてパカっと小大陸を分離させた
= アラビア半島の誕生
それと同時に
海水が入り込んでアフリカ大陸とアラビア半島を分離させたその間に
紅海と呼ばれる水溜りが誕生したのです